ご案内です。
今年も7月に松山市の萬翠荘にて写真展を開催させていただくことになりました。
3回目の萬翠荘写真展になりますが、今回は長年撮影し続けてきた臥龍山荘が、来年2月に1907年竣工以来120周年を迎えることから、「あの時、ボクが観た臥龍山荘」というテーマで作品をご用意させていただきます。

2010年4月10日のこと
当時、私は大洲市の第一期ともいうべき観光集客交流基盤整備に取り組んでいる真っ最中でした。2004年の「えひめ町並み博2004」が全ての始まり。翌2005年に経済産業省から「集客交流事業」の採択を受けて受託事業を実施。2008年にはNHKの龍馬伝が始まり、そしてミシュランの調査が臥龍山荘へ入るという知らせが届いたのが2010年4月早々。
当時の故清水裕市長から「案内対応をしてほしい」と指示を受けて、事前情報が全くない中で何の準備する間もなく対応しました。通訳さんは男性、調査官はフランスの女性でした。例えば「不老庵の竹網代天井」がどういうものであるのかを通訳さんにしっかり理解していただかないと、適切なフランス語で調査官には伝わらず、さらに質問のやりとりもあって結局終日対応することになりました。大洲城へも行きましたので終わったのは20時頃だったと記憶しています。
今となっては、当時現場でプロデュースしていた私のちょっとして勲章のような記憶なのですが、星がもらえなかったら責任重大・・・みたいなプレッシャーに潰されそうにもなりました。
そんな思いもあって、ほぼ20年にわたって撮影し続けてきた臥龍山荘。今や大洲城と共に大洲の観光集客の柱となってくれたことに、写真撮影を通して少しばかりですがお役に立てて良かったと思っています。
数ある作品の中からセレクトしてしまうのも心苦しいのですが、故城甲昭三氏ご夫妻からお聞きしたお話なども含めて皆様方にお伝えし、ご覧いただくことで次代へ送り届けることができればと考えています。
皆様方のご来展をお待ち申し上げております。
街づくり写真家 河野達郎










